YKK Group
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インドでの経験を経て、日本で新たなビジネスに挑む。
これまでとはまた違うグローバルな世界が見えてきた。

04
ジーンズ分野
マーケティング
-2011年度入社-
YKK
教育人間科学部卒
[取材時]
YKK株式会社 ファスニング事業本部
ファスナー事業部 アパレル戦略推進部 ジーンズ分野推進室
[現所属]
JPC 営業統括部 TFM営業部 東日本G

PROFILE
YKKがファスナーという独自の分野でグローバル市場を牽引し続けていること。そこに一番の魅力を感じて入社を決めたと言う。休日はドライブを兼ねて公園やショッピングセンターに出かけ、家族と一緒に過ごしている。高校まで野球部に所属し、またいつの日かマスターズとして大会に参加してみたいと話す。

ジーンズ分野におけるグローバルな事業戦略の立案・推進に携わる。

私たちにとって身近な衣料であるジーンズ。ファスナーという商品の視点から世界を眺めると、ジーンズは大きく2つの市場に分けることができます。ひとつは、欧米などのブランドホルダーがアジアなどの工場で縫製して消費国へ輸出するマーケット。もうひとつは、中国やインドなどその国で縫製して域内で販売する内需の市場です。
私は現在、ジーンズ分野におけるファスナー事業の戦略立案に携わっています。国内の開発部門や中国・バングラデシュなどの海外製造拠点、さらに世界中の営業部門と連携してグローバルな戦略を立案・推進していくのがミッション。とはいえ担当になってまだ半年余り。情報を収集して知識を深め、人的ネットワークを築き、自分なりのチャレンジを始めたところです。

入社3年目でインドに駐在。かけがえのない経験を積むことができた。

少し前の話になりますが、2013年から4年間、私はインドに駐在していました。任された役割は大都市であるデリーからほど近い都市の支店長で、現地スタッフは数名ほどの小さい拠点でしたが、当時はまだ入社3年目。語学力にも自信がなかった自分にとっては大役ともいえるポジションでした。
まさに無我夢中の毎日でしたが、1年目に最優秀支店賞を獲得し、2年目にはインドの2つの支店の責任者を任され、率いるスタッフも十数名に拡大しました。採用も自分で行い、部下に積極的に仕事を任せるなど人財育成にも力を入れました。現地スタッフと苦楽をともにしながら一緒に成長できたインドでの日々は、自分にとってかけがえのない経験となりました。

グローバルなフィールドで攻め続ける。そこにこそ、YKKの魅力がある。

ジーンズに使用されるファスナーは、ジャケットなどと比べるとアイテムが限定され、それだけに価格競争力が重要となる分野です。競争力のある価格でYKKならではの品質をいかに確保するか、というのが課題となっています。また、ファストファッションなどの欧米ブランドでは、サステイナビリティといった環境対応も新たなニーズとして求められ始めています。中南米などの市場も活性化しており、世界的な人口増加とともにジーンズのマーケットは今後さらに拡大していくはずです。
インドでの経験を経て日本で新しいビジネスに携わると、これまでとはまた違うグローバルな眺めが目前に広がってきます。当面の目標は、まず今チャレンジしているジーンズ分野で胸が張れるような実績を積み上げること。その先のキャリアステップについてはまだ明確には考えていませんが、再び海外に飛び出すにしろ日本を拠点にするにしろ、グローバルなビジネスに挑み続けることには、変わりありません。

※インタビュー内容は取材時のものです。(2018年11月取材)

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