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海外会社の製造現場で、現地の社員と一緒になって、
YKKのものづくりの改革にチャレンジしていきたい。

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生産技術
-2011年度入社-
YKK
理工学部精密機械工学科卒
[取材時]
YKK株式会社 ファスニング事業本部 製造技術部
金属・射出ファスナー製造部 射出ファスナー課
[現所属]
YKK台湾社 チューレキ

PROFILE
出身は東京で学生時代までずっと実家暮らし。就職を機会に違う人生を歩み、ならば一気に世界を目指そうと考えたのが、YKKグループを志望した動機のひとつ。1年間の中国派遣(※)を経て、現在は生活の拠点を富山県に置いている。最近は、家事に目覚め、料理がマイブームとか。たとえば煮込み料理ならカレー、ビーフシチュー、ポトフ…。現在、様々なレシピに挑戦中。

※海外トレーニー制度:技術職掌を中心とした選抜型の、海外主要拠点における1年間の研修制度。生産および開発担当として役割の理解・技術習得・異文化理解を目的とした研修に取り組み、将来の海外赴任に備える。

商品競争力を高めるために、製造技術者が担うべきミッション。

製造工程の管理や改善、生産ラインのオペレーターのサポートなどに携わっています。私が主に担当するのは、バックルなど射出成形機によって製造する樹脂製品。この射出成形は、YKKが独自の技術を持つファスナーと違って汎用的な技術であり、製造する企業も多く競争が激しい分野。そのため、品質やコストはもちろん、機能や性能で差別化を図っていかなければなりません。
最近では、安全・安心が求められるベビーキャリア用の高強度バックルなど、特長ある商品開発に力を入れており、その実用化に向けて私たち製造技術者が非常に重要な役割を担っています。

オリジナリティを発揮し、製造装置の新規導入に取り組む。

現在、射出成形の後工程となる表面処理装置の新規導入に取り組んでいます。既存のものに替わって、新しい装置を導入し、品質向上とコスト低減を両立させるプロジェクト。このプロジェクトは自分にとって初めてのチャレンジで、生産技術者と共同で開発を進めているところです。
装置の導入では、まず生産ラインの現状を把握して設備全体の課題を洗い出すことが重要。現場に足を運んで既存装置の動作をチェックしたり、オペレーターと何度も話し合ったり、念入りに調査を進めています。また、把握した改善点を製造装置に最適に落とし込んでいくためには汎用の機械では限界があります。そのため、外部の機械メーカーの技術者とも連携して、YKK独自の仕様や機能をつくり込んでいかなければなりません。このように自分なりのアイデアを生かした開発が行えることが、製造技術者の仕事の醍醐味だと感じています。

入社4年目、中国・深セン工場でのチャレンジで自信がついた。

私が所属する製造部では、新人技術者がそれぞれの専門分野に応じて知識を学べるように長期間の研修が用意されています。私も入社後3年間にわたり、この研修で様々な経験を積みました。
そして、入社4年目には、海外トレーニーとして中国の深セン工場へ1年間派遣されました。「任せるからチャレンジしてみなさい」という上司の言葉に背中を押され、工場設備の立ち上げにも携わりました。当然、これまでに経験がなく大苦戦。それでも上司や先輩方にフォローいただき、最後は無事に設備を稼働することができました。このチャレンジがきっかけとなって先輩方との絆も深まりました。この経験から、仕事ではどんなことがあってもやり抜いてやるという気概が大切だと実感し、自分も海外でやっていけるという自信がつきました。

あれこれ心配するよりも、思い切ってジャンプしてみることも大切だと思う。

技術者として世界で活躍してみたい。これが、私がYKKグループに入社した大きな理由。まだ知識や経験が足りなかったとしても、私はあれこれ心配するよりも、思い切ってジャンプしてみることが大切だと感じています。そう思えるのも、深セン工場での1年間の日々があるからこそ。明るく前向きな気持ちを大切に、世界を舞台に現地の社員たちと一緒になってYKKのものづくりをさらに高めていきたいですね。

※インタビュー内容は取材時のものです。(2016年11月取材)

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