
ファスナーは人々の生活に欠かせないアイテム。
お客様と同じ気持ちで価値ある商品を生み出していく。
-2008年度入社-
YKK
経済学部卒 [取材時] YKKファスニングプロダクツ販売株式会社(※) 第二事業部 東京営業部 第一グループ [現所属] YKK深セン社 コウシュウ ※2018年7月にYKK株式会社と合併 |
PROFILE
学生時代、ファッションが大好きで、自分が愛着を持てるようなものづくりに関わってみたいと思っていた。それがYKKという会社を選んだ理由だという。休日は、気の置けない友人たちとお酒を飲むなど、リラックスして過ごすことが多い。最近、会社の仲間とチームをつくりフットサルを始めたそうだ。
YKKはファッション業界では誰もが知っている信頼のブランド。
入社して3年間は事業本部で自動車関連向け商品の販売戦略を担当し、その後営業部門へ異動し、国内の鞄メーカーを対象とした営業に携わっています。自分が担当する商品は、面ファスナーや樹脂パーツなどもありますが、やはり主力となるのはファスナーですね。
日々の営業活動の中で得られる顧客情報や、トレンド情報をもとに営業を仕掛けます。YKKのファスナーは、日本のファッション業界では誰もが知っている信頼のブランド。そんな環境下でさらに売り上げを伸ばしていくために大切なのは、営業担当者の提案力とスピード感です。

多様な要件をまとめあげて受注に結びつけた時の達成感が、一番のやりがい。
繰り返しになりますが営業として大切なのは、お客様のことを研究し、潜在的な需要に合致する商品をタイムリーに提案すること。デザイン面であったり、機能面であったり、お客様の商品(自分の場合は鞄)そのものの価値をさらに高めることができるようなYKK商品を提案し続けることが大切です。案件によっては、開発部署と新たな取り組みを行っています。
またお客様ばかりでなく、製造部門との調整もメーカーの営業担当の重要な仕事です。多様な要件を取りまとめ、受注に結びつけた時に感じる達成感。特に最終的に鞄が完成した際に、お客様から「大石さんのおかげでいい商品になったよ」と言っていただけたことは最高に嬉しかったですね。仕事の成果が数字という形で明確に表れることも営業という仕事の醍醐味だと感じています。

YKKの魅力は「人」。上司や先輩たちから多くのことを学んできた。
これまで出会った上司や先輩たちから多くのことを学んできました。海外経験者やキャリア(中途)入社者など周りにいる誰もがとても魅力的で、仕事ばかりでなく人生においても教わることばかり。そのような刺激ある環境が自分の成長をサポートしてくれました。
同期入社の社員とも仲がよく、みんなで集まって食事などしながらお互いの近況を報告し合っています。やはり同期の活躍は刺激になりますね。YKKで仕事をする魅力は様々あると思いますが、私が一番強く感じるのは、この一緒に働く「人」の魅力。仕事に取り組むうえですべてに関わってくることであり、とても恵まれた会社だと実感しています。

将来は、グローバルなマーケットでの営業にも挑戦してみたい。
「たかがファスナー、されどファスナー」。YKKの社内でよく使われる言葉です。ファスナーは洋服や鞄の価値を左右するといっても過言ではないアイテム。品質の良さは細部にこそ宿ると思っています。お客様の商品づくりに貢献するとともに、一緒になって品質を高めていきたいと考え、日々の仕事に取り組んでいます。休日に街中を歩いていても、自然にすれ違う人の洋服や鞄のファスナーに目が行ってしまう。特に自分が携わった鞄を見かけるとやはり嬉しいですね。
現在は、個別のお客様にフォーカスするばかりでなく、もうひとつ視点を高くして、鞄業界全体を俯瞰して仕掛けるような戦略的な営業にも取り組み始めています。さらに将来は、分野は問わずにグローバルなマーケットでYKK商品を広めていくような営業にチャレンジしてみたいと思っています。
※インタビュー内容は取材時のものです。 (2016年11月取材)