Interview

先輩社員インタビュー

自然がとても豊かで
暮らしやすいここ黒部で、
いま伸び伸びと成長中。

  • #県外出身
  • #若手

2019年新卒入社/経営学部経営学科卒
情報システム部

※掲載内容はインタビュー当時のものです。

内定後に初めて黒部を訪問。
正直、ちょっと衝撃を受けた。

私は愛媛県の出身で、高校まで地元で暮らし、名古屋の大学に進学しました。もともと海外志向が強く、大学時代にカナダへの留学も経験。就職にあたっても、グローバルに事業を展開し、海外で活躍できる企業を志望しました。なかでもYKKに注目したのは、海外に駐在している社員の比率が高く、赴任のチャンスが多そうだと考えたからです。そして、就職活動を進めるなかでITに関わる仕事に興味を持ち、YKKの面接時にも情報システム系の部門を希望。この部門はまず黒部事業所に配属されるとのことで、まったく縁のない土地でしたが、勤務地に特にこだわりはなかったので抵抗はありませんでした。

初めて黒部を訪れたのは、内定後に開催された黒部事業所の見学ツアー。広大な敷地にオフィス棟や工場棟が建ち並び、そのスケールに圧倒されました。一方、事業所の周辺は自然豊かだったものの、娯楽施設などは何もなく、少しだけ物寂しい気持ちになったのを覚えています(笑)。

職場は温かい雰囲気。
IT未経験でも不安なくデビュー。

2019年4月、晴れてYKKの一員となり、黒部での生活がスタートしました。事業所近くに単身者向けの社員寮があり、私はそちらに入居。独身寮はバス・トイレ付きの個室で、施設内には食堂もあり、朝・昼・夜の食事をとることができます。仕事が終わった後、先輩や同期と一緒に食堂でご飯を食べたり、暇な時は仲の良い同期の部屋に遊びに行ったり……同僚たちとの共同生活はけっこう楽しかったですし、1年目の夏にはマイカーも購入して行動範囲が広がりました。寮費はとてもリーズナブルで、大学時代よりもはるかに生活コストが低く、お金も自然と貯まりますね(笑)。

事業所内も、黒部の大らかな土地柄もあってか、温和な雰囲気で人の良い方々ばかり。私は情報システム系の部門を希望して入社したものの、システムを開発した経験はなく、配属後に専門的な知識やスキルを習得していったのですが、先輩方の丁寧なサポートのおかげでストレスなく仕事に取り組むことができました。

黒部の恵まれた環境でしっかり力を磨き、
将来はぜひ海外へ。

現在は、工場の生産システムなどの企画、設計、プログラミング、そして運用まで一貫して担い、IT技術者としてキャリアアップしています。ITに関する最新の知識も、黒部にいながらリモートで外部の研修にいくらでも参加できるため、常にアップデートできます。そして、YKKは経営理念が社内の隅々にまで浸透していて、本当に成長の機会にあふれている。たとえば、YKKのコアバリューのひとつに「失敗しても成功せよ/信じて任せる」があるのですが、私も配属2年目からプロジェクトリーダーを任され、自ら主導してシステム開発を推進。若いうちから貴重な経験を得て、一気に伸びたように思います。

こうして若いうちは伸び伸びと業務に打ち込める黒部でしっかりと力を磨き、近い将来、入社時からの目標であった海外駐在にぜひチャレンジしたいですね。そしてゆくゆくは、ITの観点からYKKグループの進化に貢献できる人材になることが私の目標です。

先輩社員に聞いてみた!

黒部の好きなポイントは?

立山連峰の雄大な景観をどこよりも楽しめるところです。もともと私は自然が好きで、初めて黒部に降り立ってその光景を目にした時に、本当に圧倒されました。黒部で暮らして数年経ちますが、いまだに晴れた日の立山連峰はつい写真に撮ってしまいます。また、晴れていると星空もとてもきれいで、それは都会では味わえない感動ですね。

黒部に来て驚いたことは?

黒部に来たばかりの2019年はちょうど暖冬で、雪がほとんど降らなかったのですが、翌年は車が埋まってしまうほどの大雪に見舞われました。私自身が温暖な地域の出身ということ、また前年と状況があまりに違ったこともあり、「こんなに降るものなんだ……!」と衝撃を受けたことを覚えています(笑)。

休日は何して過ごしてる?

休日は職場の同僚と飲みに行ったり、大学時代の友人と遊んでリフレッシュしています。週末、名古屋や東京に出向くこともありますし、富山県の周囲にも魅力的な場所がたくさんあるので、中部地方の観光地を巡ったりしています。なかでも私の一番のお気に入りは、長野の上高地。訪れるといつも心が洗われますね。